2023.1.10

超促成栽培の新春さくらんぼがJAてんどうから吉村知事に贈呈されました

1月5日、天童市で超促成栽培された新春さくらんぼが全国に出荷されたのに合わせて、県庁においてJAてんどうの金平組合長から吉村知事に「佐藤錦」とブランド命名後初めて生産された「やまがた紅王 プレミアム」が贈呈されました。

さくらんぼの超促成栽培は、大きな鉢に植えたさくらんぼの木を夏の間、冷蔵庫に入れて「冬」を感じさせた後、秋以降に暖房したハウスに移動して花を咲かせることで、お正月に収穫します。これまでの「佐藤錦」に加えて、今年からは県オリジナル品種の「やまがた紅王」と「紅秀峰」も試験的に栽培され、初めて出荷されました。

厳寒期の収穫となるため、栽培期間中はハウス内の温度管理や水やりに細心の注意が必要です。この中でも「やまがた紅王」は順調に生育し、大きいものでは果実の横径が31ミリメートルをゆうに超える「やまがた紅王 プレミアム」も数粒、初めて収穫され都内の大田市場に展示されました。

本日から令和5年産さくらんぼのスタートです。本格デビューとなる「やまがた紅王」を「佐藤錦」、「紅秀峰」に続くブランド品種として育てていくため、オール山形で生産と流通に取り組んでいきます。